トレードの方針② 信用取引

前回は私がトレードをする上で守っている(守ろうとしている)ルールのひとつ、「逆張り」について書いてみました。

「逆張り」がどれくらい有効なのかは、使う人によって変わってきますので何とも言えないところがあります。

また、そう書いている私自身も、恥ずかしながらこのルールを100%完全に守れている訳ではありません。

それでも、逆張りを意識しながらトレードをした方が、全く意識しないでトレードをするよりも利益が大きい。

これは間違いのない事実だと、少なくとも私はそう思っています。

「逆張り」についてはこのくらいにしておいて、今回は注文の種類について書くことにしましょうか。



もし良ければ下記のリンクをクリックして頂けると嬉しいです。
----------------------------------------------------
ブログランキングへ(別窓で開きます)
----------------------------------------------------
┏O ペコリ < ご協力ありがとうございます! > ペコリ O┓


■信用取引について

このブログを読んでいるほとんどの方は知っていると思いますが、ここではあえて「信用取引」について説明をさせてもらいます。

信用取引というのは、簡単に言えばお金もしくは株を証券会社から借りて取引することです。

そのメリットについてここで幾つか挙げてみましょう。


・扱える金額が大きくなる

信用取引で株をトレードする為には、まず「保証金」として一定額以上の金額を入金しておかなければなりません。

もちろん現金で株を買う場合もそれは同じで、元になるお金がある程度は必要になってきます。

例えば50万円を証券会社の口座に入金したとすると、信用取引をしない場合はそのまま50万円が取引可能な限度額になります。

でも、信用取引の申し込み手続きを完了させた際には、取引可能な限度額が50万円の約3倍、つまり150万円になるんです。

(´ー`)y-~~ <リッチな気分ですな…

もちろん自分が持っているお金が増える訳ではないので、気が大きくなる必要は全くありませんが。

株は基本的に価格が変動する商品ですから、たくさん買えば買う程差額によって得られる利益も大きくなっていきますよね。

(;´д`)ノ <損失もその分デカイけどね

そういう考え方をすれば、信用取引がどのくらい有利なのか、そしてその危険性も分かるのではないでしょうか。


・売りからトレードに入れる

自己資金の管理をきっちりとやっていく必要がある信用取引ですが、そのメリットは「扱える金額が大きくなる」だけじゃないんです。

信用取引をしていない場合、株は基本的に「買い注文」→「株の保有」→「売り注文」という流れになります。

つまり、買いたい株を購入し、それをタイミングを見計らって売る、という流れです。

しかし信用取引では、今現在保有していない株を証券会社から借りて「売る」ことが出来ます。

これを「空売り」と言います。私のブログでは、この言葉をほとんど使っていませんが…。

もちろんその後、株を買い戻して返す必要がありますけど、これが出来るか出来ないかは本当に大きな違いです。

要するにトレードの流れが「売り注文」→「買い戻し」となり、いつもとは逆の流れになる訳です。

なぜこれが重要なのか。

まず買い注文からトレードに入る場合、利益を上げる為には必ず株価が上がらなければなりません。

買った以上の値段で売って利益を得る訳ですから当然ですよね。

逆に売り注文からトレードに入る場合、売り注文を出した時から株が下がっていれば、買い戻しが安く済むので利益が出ます。

つまり、信用取引をしていない場合には「買いlから入るしかない為、「上げ相場」でしか利益を出すことが出来ません。

一方、信用取引で「売り」から入ることが出来れば、「下げ相場」でも利益を出すことが出来るんです。

相場は基本的に「上げ相場」→「天井」→「下げ相場」→「底」→「上げ相場」の繰り返しです。

「上げ相場」でしか利益を出せないやり方がどのくらい不利なのか、何となく想像出来るでしょうか。


私が信用取引でトレードしている大きな理由は以上の2点です。

自己資金よりも扱う金額が大きいというのは、もちろん大きなリスクを秘めているとも言えます。

実際、私もこれで100万円以上あった資金を30万円にまで減らしたことがありますので、その危険性は充分に知っています。

なので、全ての人に信用取引を勧める訳ではありませんが、私のトレードには欠かすことが出来ない要素のひとつなんです。

次回はその資金管理について少し書こうと思います。



トレードの方針③ トレードの上限ブログランキングへトレードの方針① 逆張り