2016年 3月 25日
ちょっと早めのテンポで売りを入れた鹿島建設ですが、この流れで売りポジションを増やしていくのは少し早すぎという感じがしています。
だったら売り注文を入れなければ良いのに、と思われてしまうかも知れませんが、その時は充分に待って注文を入れた感覚なんですよね…
後で「ちょっと早すぎるか」と感じるという事は、注文を入れる際には少し焦っていたということなのかも知れません。
株式投資で焦るということは、これから株価が上がるのに買い注文を入れていないのは損だ、などと感じているという事。
これは経験的にあまり良くない気持ちなので、少し落ち着いて長い目で見ながらトレードをするよう軌道修正しなければ。
という事で、今日は少なくとも2000株の売りポジションを手仕舞いすることを意識しながらやってみたいと思います。
■2016年 3月 25日の取引
取引開始直後は少しだけ上げましたが、鹿島建設の株価はそこから下げていく流れになっていきました。
736円あたりまで下げた時に、少し急ぎすぎた売りポジションをリセットすることにした、4000株全部返済買い注文を出しました。
平均売値738.5円だったので、結局差額は2.5円。
利益としては微妙なところですけど、ちょっと危険な感じもあったので、きちんと手仕舞いしたことを喜ぶべきだと思っています。
手数料や税金などを抜くと+7000円くらいの利益でしたが、正直なところ危ないトレードでした。
スイングトレードをやる以上、売り増し買い増しは当然やっていくものではあるのですが、タイミングが早すぎると痛い目に遭う確率がどうしても増えます。
もちろん株式投資をやっている以上、リスクを負う事を必要以上に恐れることは避けるべきですが…
無駄なリスクを負う必要はないですし、今回の場合は負ったリスクに見合った利益を出す事が出来ていません。
結局今日の終値は-23円の720円だった事を考えると、返済買い注文もかなり早かった、という感じです。
リスクを負った以上はこれくらいまで引っ張る事が出来ないと、長い目で見ていくと結局マイナスになる可能性が高いです。
今日の取引では、マイナスになった場合10万円弱の損失が出る可能性があって、そのリスクを負った割には利益が1万円に届きませんでした。
そういった意味で今日の取引はあまり良いものではなかった、という事を反省しつつ次の取引に進むしかありません。
何年経ってもこうした失敗がゼロになりません…
減っては来ているのですが、こうした失敗は一度あると大きな損失を呼ぶので影響が大きくてキツいものがあります。
仮に今日の値動きが上げ方向に推移した時に、750円あたりで損切りが出来たかどうか、というあたりが非常に大事な要素になってきます。
今までの取引を考えれば恐らく出来るとは思いますが、時々出来ない時もあるのでそれが非常に怖いです。
来週はもっと気を付けなければ。